利用のための注意点

18年04月22日

特徴的な制度なだけに、注意するべき点も少なくありません。たとえば、受給資格を得るための条件です前述の受給要件さえ満たしていれば、収入や財産といった経済的な事情や家族構成に関係なく受け取れます。同じくお金を受け取る形となるローンやキャッシングは収入事情などが考慮されますが、障害年金についてはそれに限らないのです。

障害続いて、障害年金が福祉的な制度でないということも覚えておきましょう。障害に関する補助といえば、福祉が代表的です。ですが障害年金は、あくまで年金制度のひとつであるため、少し毛色が異なります。つまり、障害度合いがどれだけ大きくても、ほかの要件をしっかり満たしていなければ年金や一時金が受給できないというわけです。そのあたりの徹底については、対象者のケアやサポートが重視される福祉とは、大きく異なる点といえるでしょう。

また年金といえば、高齢者のための制度に感じやすいかと思われます。ですが障害年金は、それと逆で若年世代を主体とする制度となっています。若い世代には比較的融通が利く部分も感じられる一方、老齢者への支給については制約も少なくありません。年金だからといって、高齢者が利用しやすい制度でもないので、注意してください。

障害年金の受給要件

18年04月19日

主な受給要件も、やはり年金の種類で異なります。障害基礎年金の場合は、初診日があること、一定の障害状態にあること、そして「初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること」、「初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと」いずれかの保険料納付要件があることです。

医師障害厚生年金については基本的に同じですが、初診日の規定に少し違いがあります。障害厚生年金は上記の通りですが、障害基礎年金の場合は、20歳前や60歳以上65歳未満において、年金制度に加入していない状態で、さらに日本国内に住んでいながら初診日があるときも含まれます。

対象となる状態、症状についてご紹介します。主には、鼻腔機能の障害である「臭覚脱失」、精神障害に該当する「人格障害」、「神経症」、神経系統の障害である「疼痛」、呼吸器疾患による障害の「加療による胸郭変形」、肝疾患による障害である「慢性肝疾患」、そして高血圧症による障害の「単なる高血圧」です。

ポイントは、これらに近い症状が見られるだけでなく、これら病名が正式に診断されている場合のみ該当するということです。ただ、例外としてこれらは原則症状となる場合もあります。詳しくは、医師や年金機構に問い合わせることをおすすめします。

障害年金の金額

18年04月16日

障害年金には、さまざまな特徴が伴います。障害があるからお金がもらえるといった、単純な仕組みでもないのでしっかり特徴を理解しておくことが大切です。

まず、初診日に加入していた年金の種類で年金タイプが違ってくるという点です。主には、障害基礎年金・障害厚生年金の2種類となっており、前者は国民年金、後者は厚生年金の場合に適用されます。

金額金額としては、障害等級によって変わってきます。まず障害基礎年金の場合は、1級が779,300円に1.25の値をかけた金額、そして2級は、779,300円です。またそれぞれに、「18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子」、「20歳未満で障害等級1級または2級の障害者」に該当する子どもがいる場合の加算額もプラスされます。子どもの加算額は、第一子・第二子が224,300円、第三子以降は74,800円となっています。

続いて、障害厚生年金についてです。1級の場合は報酬比例の年金額に1.25をかけた数字、それに配偶者の加給年金額224,300円を足した額、2級は報酬比例の年金額と配偶者の加給年金額224,300円を合わせた額、そして3級は、584,500円の最低保障額が適用される形となります。

障害年金の重要性

18年04月12日

病気や怪我で障害を背負ってしまった場合、以降の生活は大きく制限されてしまうことでしょう。生活そのものはもちろん、困らされるのが金銭面なはずです。それまで普通にできていた仕事も、それによってできなくなってしまい、収入が減る、もしくはなくなるといった状況に至りかねません。障害があるとなれば、通院や補助の関係から、生活にかかるお金は一層高くなることでしょう。症状が重く、一人暮らしなどとなればなおさらです。

障害年金その点、利用できると嬉しいのが障害年金です。その名の通り、障害があることで受給に期待が持てる、障害者専用の年金システムとなっています。通常の保険とは少し異なりますが、日本年金機構が運営している正規のものなので安心してください。また、年金だけでなく一時金を手に入れられる場合もあります。重い障害でなくても受給対象になれる可能性があるため、詳しく知る価値は大いにあるといえるでしょう。

ですが、やはり無償でお金がもらえるわけですから、審査は比較的厳しいです。明確に定められた受給要件にあてはまらなければ、受け取ることはできません。そのため、障害年金を検討するのであれば、まずは受給要件を理解して、自分が該当するかどうかを考えてみてください。考えなしに申請して審査を落とされてしまっては、時間や手間のムダとなってしまいます。以下では、障害年金の受給要件そのほか特徴についてご紹介しています。これらを参考に、じっくり検討してください。